近畿大学次世代基盤技術研究所 京極特任教授が令和元年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)を採択

2019.06.07

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令和元年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)において、京極特任教授が、研究開発計画名「航空・宇宙向けチタン合金積層造形部品の試作レス化技術の開発」の副総括研究代表者(SL)として採択となりました。研究概要は、以下の通りです。

電子ビーム方式と比べ低コストかつ品質安定性の高いレーザービーム方式のパウダーベッド金属積層造形を用いた航空・宇宙向けチタン材部品造形の試作レス化技術を開発する。チタン材の積層造形では熱変形による寸法精度低下や割れが発生するが、メルトプールの観察と伝熱・熱変形シミュレーションを併用し造形の変形量を考慮した最適化形状で造形することで、従来に比べて70%の開発期間短縮と30%コストダウンを実現する。 以上