化学生命工学科 白石教授が令和元年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)を採択

2019.06.06

白石先生.jpg令和元年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)において、化学生命工学科 白石教授が、研究開発計画名「マイルドプラズマ処理と精密ラミネートによるフッ素樹脂と銅箔を直接接合する低損失基板製造技術の開発」の副総括研究代表者(SL)として、採択となりました。研究概要は、以下の通りです。

車載用ミリ波レーダーや、5G/6G世代の通信機器のアンテナ部品用基板材料として、高性能で安価な低損失フッ素樹脂基板が望まれている。本研究では、基板を構成する難接合性のフッ素樹脂と銅箔に対し、マイルドプラズマ処理+ラミネート法によりフッ素樹脂/銅箔表面を超平滑(Rz=0.8μm以下)の状態に保ったまま両者を接着剤レスで直接接合する初めての技術を確立しつつある。既に共研企業が製造用プラズマ装置を開発済みで、高性能で安価な低損失基板の量産技術を開発する。   以上