平成28年度「第1回次世代ものづくり技術セミナー 次世代ものづくり革新~最新の金属3Dプリンタの現状と活用事例~」が開催されました
2016.07.28
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平成28年7月20日(水)、東広島芸術文化ホールくららにて平成28年度「第1回 次世代ものづくり技術セミナー」が開催されました。
本セミナーは、ひろしまアディティブ・マニュファクチャリング研究会(構成機関:近畿大学工学部、広島大学、呉工業高等専門学校、広島県立総合技術研究所、東広島市)の主催によるもので、最新の金属3Dプリンタに関する専門知識、技術の開発動向や先進的な取り組みのほか、活用方法等に関する情報提供を目的として開催されました。
開催に先立ち、東広島市産業振興部長の前藤 英文 氏より主催者挨拶があり、その後以下の内容でセミナーが行われました。
<オープニングトーク>
「金属粉末積層技術の"今"を語る」
近畿大学工学部 ロボティクス学科 教授
次世代基盤技術研究所 3D造形技術研究センター長 京極 秀樹 氏
<基調講演>
「IT/Digital技術「駆使」の開発とものづくり」
株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター デジタル開発推進室
CISブロック シニアエキスパート 工学博士 内田 孝尚 氏
<事例紹介(1)>
「パナソニックにおける3Dプリンティング技術の活用と今後の展望」
パナソニック株式会社 生産技術本部 生産技術研究所
開発試作実証部 部長 寺西 正俊 氏
<事例紹介(2)>
「金属技研株式会社の金属積層造形の取り組み」
金属技研株式会社 技術本部 テクニカルセンター
主務 増尾 大慈 氏
セミナーでは産業3Dプリンタ技術開発の最新動向についての紹介や、3Dプリンタの造形方式の違い、設計をする上での留意点など具体的な事例の説明がありました。
セミナー終了後は交流会が開催され、活発な意見交換が行われました。
平成28年9月23日(金)には呉工業高等専門学校にて「第2回次世代ものづくり技術セミナー ~コンセプトデザインからCAMまでをワンパッケージで行える次世代3DCADソフト Fusion 360 のご紹介~」が開催されます。