最先端の次世代基盤技術と
研究成果を地域社会・産業に

研究公開フォーラムとは?

広く地域の産業界、行政、産業支援機関の方々に工学部研究者の研究シーズ、ならびに最先端の次世代基盤技術の情報発信の場として
毎年開催しているイベントです。 今年度、通算21回目となります。

概要

日 時
10月29日(金) 14:00〜17:00 
※LIVE配信はご好評のうちに終了いたしました。
視聴プログラムよりオンデマンド配信

視聴プログラム

14:00
開会・主催者挨拶・来賓挨拶
14:20

特別講演
「Afterコロナの中小企業のDX」オンデマンド配信
兵庫県立大学 大学院 情報科学研究科/社会情報科学部 准教授 笹嶋 宗彦 氏

ディジタルトランスフォーメーション(DX)とは、様々な現場にAIなどを導入することにより、業務に新たな価値を生み出す事ですが、その本質が、様々な部門が一体となって行う業務改善であることは、あまり理解されていないように感じます。本講演では、中小企業等が取り組んだいくつかの事例に基づいて、DX実現の難しさとコロナ禍収束後の可能性について解説いたします。
15:20
質疑応答
15:30

近畿大学工学部産学官連携推進協力会 技術発表
「CFRP加工技術の紹介」オンデマンド配信
株式会社北川鉄工所 新事業推進本部 三島 淳司 氏

CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の加工における課題を解決する機能を備えた専用加工機、及びその技術を応用して開発したロボット加工用エンドエフェクターを紹介します。CFRP加工で求められる技術やその特徴について説明します。
15:50
質疑応答
16:00

近畿大学工学部 研究発表(1)
「砥石作業面と砥粒摩耗挙動からみる精密研削の加工機構」オンデマンド配信
工学部 機械工学科 講師 藤本 正和

研削加工をはじめとする精密加工技術に対して、コスト、品質、量産性などへの要求は高まる一方です。そのために加工の現象を解明することは重要であり、その手法は多岐にわたります。その中で、研削加工の工具である研削砥石に着目し、その作業面性状と切れ刃となる砥粒の摩耗挙動から加工機構について検討した結果を発表します。形状、分布において複雑な様相を見せる砥石作業面トポグラフィに対して定量的に評価した結果と、加工特性との関連について説明いたします。また、各種研究助成を受けて、本年度より推進している研究について紹介いたします。
16:20
質疑応答
16:30

近畿大学工学部 研究発表(2)
「大型鋼構造物の疲労き裂発生・進展防止技術」オンデマンド配信
工学部 建築学科 教授 崎野 良比呂

我が国の産業及び社会基盤を支えている大型鋼構造物は,わが国の大切な社会資本ストックです。現在、20世紀に造られたこれらの大型鋼構造物に予想を遥かに超えた数と長さの疲労き裂が見つかっています。そこで、疲労き裂の発生を防止する技術もしくは発生したき裂の進展を防止する技術が広く求められています。 本発表では、疲労き裂の発生・進展防止手法について、最新のレーザを応用した手法や、昔からある工具を使用した手法など、さまざまな我々の研究成果について紹介します。
16:50
質疑応答
17:00
閉会挨拶
【主催】
近畿大学工学部
近畿大学次世代基盤技術研究所
近畿大学大学院システム工学研究科
近畿大学工学部産学官連携推進協力会
【後援】
中国経済産業局、広島県、広島市、東広島市、呉市、福山市、府中市、(一社)中国経済連合会、
広島商工会議所、東広島商工会議所、呉商工会議所、福山商工会議所、府中商工会議所、
(国研)産業技術総合研究所中国センター、(公財)中国地域創造研究センター、
(一社)中国地域ニュービジネス協議会、(公財)ひろしま産業振興機構、
(公財)広島市産業振興センター、(公財)くれ産業振興センター