化学生命工学科 白石教授の研究成果が、高分子学会 広報委員会 パブリシティ賞を受賞

2020.11.06



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令和元年度経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)において、採択されました研究開発計画名「マイルドプラズマ処理と精密ラミネートによるフッ素樹脂と銅箔を直接接合する低損失基板製造技術の開発」(副総括研究代表者(SL)化学生命工学科 白石教授)らの研究成果の一部が、第29回ポリマー材料フォーラム(29PMF)で、(公社)高分子学会広報委員会パブリシティ賞を受賞しました。

困難とされているプラズマ表面処理フッ素樹脂と銅箔表面を凹凸形状とせず、さらに接着剤も使用せずに直接接合する技術です。世界最高レベルの高周波損失の低減から、次世代5Gさらには次々世代6G高速通信、自動車の先進自動運転に必要なアンテナ等の基板材料として期待されます。
高分子学会は、学術や産業界の発展に寄与するために、高分子の研究開発に大きな影響を与える研究発表の内容についてプレスリリースにて広報活動を行っています。同フォーラムでの発表内容が学術、技術、又は産業の発展に寄与するものであり対外的に発表するにふさわしいと認められたものを高分子学会広報委員会パブリシティ賞として表彰しています。
29PMFは令和2年11月26日から27日に高分子学会主催でオンライン開催されます。

29PMFホームページ

29PMF パブリシティー賞ポスター(修正版).pdf