先端ロボット工学研究センターを新設しました

2013.04.01

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次世代基盤技術研究所では、安全・安心で快適な社会を構築するためのロボット先端技術の実用化の推進を目的とし、2013年4月1日、「先端ロボット工学研究センター」を新設しました。

【名称】
<和文>先端ロボット工学研究センター
<英文>Advanced Robotics Research Center

【背景と設立趣旨】
 21世紀の超高齢化社会の到来に伴い、安全・安心で快適な持続可能な社会の構築が強く求められています。そのために、これまで大量生産の担い手として開発されてきた産業用ロボットの基礎技術を活かして、医療福祉や生活支援の分野への展開を図ることが求められています。このためには、従来の要素技術の開発はもとより、ロボットシステムの統合技術や人間とロボットのインタラクション技術の開発、特に近年急速に普及したITとの融合が必要となります。
 本研究センターは、これらの時代のニーズに応えるため、企業や研究機関はもとより近畿大学の各学部とも連携して次世代のロボット技術を開発するとともに、さまざまなロボット先端技術の実用化を推進することを目指しています。また、本学の研究成果を社会に積極的に発信することによって、中国・四国地域におけるものづくりの産業基盤を強化するとともに、地域の技術人材養成の拠点作りを目指します。

先端ロボット工学研究センター