私立大学戦略的研究基盤形成支援事業

研究代表者あいさつ

研究者代表写真

近年の科学技術の進歩はめざましく、身の回りの様々な機器が昔は想像もつかなかったような機能を持つに至っています。自動車も例外ではありません。19世紀に発明された自動車は20世紀の大量生産を経て当時とは機能面でも安全面でも格段の進歩を見せました。そして、ここに来て、動力源が内燃機関からモーターへ移行したり事故を未然に防いだり、より便利で快適な運転環境を提供するなど、これまでの自動車の概念を変える域に達しようとしています。

広島地域には自動車メーカーと車両基本構造部品の産業集積があり、今後カーエレクトロニクス化の進展等に対応できる研究基盤の整備が不可欠となっています。次世代の自動車にはこれまでの既存技術のみならず様々な新技術が必要であり、地域の産学官が一体となって次世代自動車技術の開発を行っていくことが必要です。

当次世代基盤技術研究所では、近畿大学工学部が有する技術シーズを活用し、「地域連携による次世代自動車技術に関する研究」を立案し、このプロジェクトが文部科学省の平成21年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択されました。自動車技術は様々なジャンルのものづくり技術の集大成です。広範な基礎技術の体系化が必要です。このプロジェクトは平成25年度までの5年間の事業であり、近畿大学工学部内外の研究者による研究を進めていくこととしています。次世代自動車技術の研究を通じて地域経済の活性化に繋がる好循環を生むことを目指しています。

研究代表者 京極 秀樹