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大学研究室訪問「ニーズ/シーズのマッチングフォーラム」
(電子情報工学科 廿日出 好 准教授)が開催されました

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3月4日(金)次世代基盤技術研究所において、(公財)ひろしま産業振興機構、東広島市産学金官連携推進協議会主催の大学研究室訪問「ニーズ/シーズのマッチングフォーラム」が開催され、地元企業等から22名の参加がありました。

大学研究室訪問「ニーズ/シーズのマッチングフォーラム」とは、企業の方々が大学の研究現場を訪問し先端の研究内容に触れるとともに、事業化に向けて研究者との意見交換を行うものです。今回は、計測工学、非破壊検査、超伝導エレクトロニクスなどが専門の、電子情報工学科 廿日出 好 准教授による研究紹介が行われました。

発表テーマ:「磁気計測をベースとした非破壊検査応用」

はじめに、廿日出准教授の研究内容について講演を行いました。廿日出准教授は磁気センサを用いた"非破壊計測"を様々な分野へ応用する研究をされています。超高感度な磁気センサSQUID(スクイッド)を用いた非破壊計測は非接触、非侵襲で、分解することなく計測が可能である点が最大の特徴です。現在開発している検査技術により、原子力発電所など人が容易には入れない場所の金属配管の検査を遠隔地から行うことが可能になります。亀裂等の欠陥がある配管に超音波ガイド波を発生させると、亀裂部分でガイド波が反射して戻ってきます。この反射した磁気信号を計測する事で欠陥の有無や位置を検査することができます。この他にも、脳磁計や心磁計などの医療分野や、地震計測、地雷探査、高所の検査などへ応用することも可能です。

ひき続き、計測工学研究室にて配管検査装置や、空中の磁気計測実験に用いるドローンの見学を行いました。金属配管の亀裂の検査を行う環境を再現し、異常がある場合はどのような磁気信号が観測できるのか、実際にご覧いただきました。

見学後には、現場で起きる具体的な問題に関するご相談等も多数あり、大変貴重な意見交換の場となりました。